017 バンプ・アヘッド
生年月日 2000年4月2日(20歳)ちなみにキヨシローと同じ誕生日
品種:サラブレッド 性別:せん 毛色:鹿毛 所属:横井厩舎(自馬)
通称:プーさん、レジェンド 放牧場:山側せん馬放牧場 仲良しの馬:山側せん馬放牧場のボスだが自分から誰かを威嚇したりはせず、馬に対しては寛容。お隣の泰山からはよく乾草やふすま湯を口移しでもらっているが、返しているのを見たことがないので、特になんとも思ってないと思う。
性格:パロミノのサラブレッドの中では屈指に頭が良い。普段は細かいことも気にしないが人間に指図されるのが嫌いなので乗馬としては難しいタイプの馬。でも障害は好きで、物怖じしない。
得意技:競技会やイベントの本番。本番にはとにかく強い。
弱点:胃潰瘍持ち。バナナ健康法を実践している。
今の課題:もうバンプはバンプでいい。
生まれはUSA。競走馬として輸入され、引退後会有馬としてパロミノへ。レッスンでは全く動かなかったり、芝騎乗で人を乗せたまま夾竹桃の茂みに突っ込んでいったりと、人を小馬鹿にした態度で数多くの会員を泣かせた。さんざん不評を買いながらもクラブ長の大のお気に入りで気に入ってくれるオーナーさんにも恵まれ、めでたく自馬になったパロミノイズム3人衆の一人。その生涯は数々の伝説に彩られているので、レジェンドと呼ばれている。
伝説その1:初めてパロミノにやってきて馬運車を降りた時5才だったが、もう10年ここにいるぜ、みたいな落ち着きっぷりだった。
伝説その1:以来15年、常に放牧場のボスの座を守っている。
伝説その3:レッスンで会員さんが乗ってなかなか前に動かないので、『一歩辺りの単価が最も高価な馬(当社比)』と言われた。
伝説その4:だが初めて外の競技会に出場した時は持ち味の本番の強さを見せ、それまでレッスンで言うことをきかないと散々腐していたH樹指導員にも「バンプ、外馬みたいだったよ!!」と絶賛された。もっとも実はそもそも外馬(USA産のサラブレッド)である。
伝説その5:「こんなにわがままで使いにくいのは担当のY井が甘やかしているからだ!調教しなおしてやれ!」と言って指導部が当時厳しさで知られたK山厩舎に担当を変更した。でも半年くらいで「あんまり変わらない」と言って出戻った。
伝説その6:その頃現オーナーのMさんは、バンプ激愛のY井指導員に「Y井先生ってダメンズにひっかるタイプですよねー」と笑っていたが、自分がひっかかって自馬にしてしまった。(これはMさん伝説?)
伝説その7:自馬になって本格的にクラブ長の調教を受けるようになってしばらくは真面目にやっていたがまたあまり動かなくなり、『どこか体の具合が悪いのかもしれん』と真剣に心配したクラブ長が血液検査を受けさせたが(その時Y井とMさんは「いや、いつもそうやて!」と突っ込みを入れていた)何の問題もなく、『単に飽きたんやな』という結論に達した。
伝説その8:その後胃潰瘍になった時にはオーナーMさんはじめクラブ中から「胃潰瘍って、お前に一体何のストレスがあるねん!!」と総ツッコミが入った。
伝説その9:それでも本番の強さは相変わらずで外の競技会にも出場。パロミノ内ではホースショーの最優秀選手賞受賞、ホースフェスティバルの3段障害競技でも130センチをクリアして優勝している。
伝説その10:クラブ長から『あんたが大将』の称号をもらっている。
伝説その11:Y井指導員が選ぶ『モーストハンサムホース・オブジイヤー』を2008年から11年連続受賞中。
本馬から一言:「よう日本国民の諸君、今日も勤勉に働いてるか?写真は以前、日本の伝統芸に挑戦した俺だ。みんなカローシにはくれぐれも気を付けろよ!俺も気をつけるぜ!じゃあな!」