こんにちは。
雨が降る降ると言って降らないと思っていたら、降っているので更新します。
はいっ!
今回のテーマは馬へのやさしさについてです!
乗馬クラブに自分の意志で来られる方に馬が嫌いな方はいないと思います。
好きな馬の為に、あーしてあげたい、こーしてあげたいと思うのは、とても自然な事ですね!
ただ、こんな話をとある人からされました。
この方は馬の蹄に蹄鉄をつける専門家の装蹄師という職業の方のお話です。
脚の悪い1頭の馬がいたそうです。
装蹄の仕方に色々と工夫をして脚に負担がかからないようにしていたそうです。
ただ、この馬は自馬でオーナーさんがついていました。
このオーナーさんは、この脚の悪い馬が好きでとてもかわいがっていたそうです。
そして、脚が痛いことをかわいそうに思い、
いつもサプリメントやおやつをたくさんあげていたそうです。
ここで問題です!
馬を思うオーナーさんの気持ちがかえって馬を苦しめてしまいました・・・。
なぜでしょう・・・?
正解は、脚が悪く運動も充分にできない馬に過剰な栄養を摂らせて太らせてしまい、脚にさらに負担をかける結果になったのです。
僕はなるほどなと思いました。
皆さんはどう思いますか?
普段、何気ない手入れもそうです。
馬はもうイライラして早く厩舎に戻りたい。
人は乗せてもらったんだからお礼にキレイにしてあげたい。
馬を優先すると、ワガママな馬になる可能性もあります。
人を優先すると、手入れが嫌いな馬になり、前掻きなどの悪い癖を覚える可能性もあります。
また騎乗の時もそうです。
馬は動きたくない。
人は動かしたいけど、ムチはかわいそう。
馬を優先したら、馬は人の合図を無視してもいいことを覚える可能性があります。
人を優先したら、いつまでも動かない可能性があります。
難しいですね。
馬は言葉を持たないので行動で気持ちを表現します。
人は、その表現をよく見て、感じて接する事が大事で、馬も人も自分の気持ちを優先しない歩み寄りが必要なんだと思います。
そのバランスが大事なんじゃないかなと思います。
僕は個人的に、馬は歩み寄ってくれるけど、人は馬に押し通す事が多いと反省しました。
ここで書いたのはあくまで一例と可能性のお話で絶対にこうなる!というものではありません。
馬への本当の意味を持つやさしさを見つけていきたいですね。
去年のポニー合宿。
今年は志向を変えて
ポニーチーム夏のトレジャーハント!!
8月11日(土)です!