週刊　ポニー自身

ハンキー☆ハンク☆ハンク
　

第１話　上弦　

続く！！

ハーイ、大人気連載、ハーマイオニーのファッションチェックの時間よ！
今日のファッションは放牧中のモーちゃんことモーゼさんのファッションです！

思うんだけど、年を取るほどにおしゃれって大事よね。少しおしゃれを心がけるだけで気持ちが華やぐってあるじゃない？ハーマイオニーももう大人の年齢になって（※もうおばさんの年齢ですよ、編集長）つくづく思うわ。

モーゼさんのファッションはトレンドの重ね着（※重ね着はおばさんくさいです。レイヤードと言ってください、編集長）を押さえて、更に意表をつく色の組み合わせでさすがの高度なおしゃれテクニックね！

ピンクのハート柄と緑ってフツー、こりゃねーだろ！って組み合わせだけど、舌をちょっと出して茶目っ気を演出することでピッタリ合ってるコーディネートになってるでしょ！今回はハーマイオニーも脱帽よ！モーゼさん、お見事でした！

生年月日：2005年５月６日（1６歳）

品種：日本スポーツホース　

性別：せん　　毛色：鹿毛　　所属：中島厩舎（自馬）

通称：大ちび、ぼっちゃま　放牧場：丸馬場ぼっちパドック　　

性格：大らかでポジティブ。細かいことは気にせず根にも持たないが、真面目に話を聞く気もない。

得意技：馬場馬術・・・・・？（たぶん）

趣味：丸馬場の改装（というか壊してる）

弱点：放牧（一度はしゃぎ過ぎて肢を故障して以来集団や広い場所は禁止されてしまった）

仲良しの馬：丸馬場で放牧中にお隣の角馬場にいるブライトとはよく余計なことをして遊んでいる。アレグレットとは義兄弟の間柄だが特に仲良さそうではない。基本誰にでもフレンドリー。あまり気を使わない性格っぽい。

今の課題：健康に運動できるように！！足元注意！！

遠野生まれの日本スポーツホース。アレグレットの弟分としてパロミノにやってきた。いつもY井指導員に面倒を見られ、K美指導員にトレッドミルに乗せられ、中島クラブ長のお気に入りというかなりの特別待遇を受けている。でも調子に乗るとみんなから怒られる。

本馬から一言：「アレックスだよ！！注目してもいいよ！！褒めてもいいよ！！」

みなさま新年あけましておめでとうございます。週刊ポニー自身編集長のハーマイオニーです。今年もポニー自身をどうぞよろしくお願いいたします。というわけで、新年最初の馬紹介はわたくしの弟、ハウルです！

生年月日：2005年3月20日（1６歳）

品種：ウエルシュパートブラッド　

性別：牡　　毛色：パロミノ　　所属：久美厩舎（会有馬）

通称：ハウル　放牧場：松林ぼっちパドック　　

性格：種牡馬なので騒がしい。性格は温厚で人懐っこい。

得意技：種付けといいたいところだが実はあまり上手くない。

趣味：女の子ウォッチ。

弱点：女の子にもてない。（ヒデー）

仲良しの馬：種牡馬なのでお部屋も放牧もひとりぼっち。ちょっと可哀そうなのでみなさん構って可愛がってやってください。

今の課題：子孫を増やす。

父はウェルシュポニーのグリーンリー・ダコタ、母はクォーターホースのドーナッツというパロミノ産駒。当誌編集長、ハーマイオニーの疎遠な実弟。（H：「疎遠っていわないで！！単に何の関わりもないだけよ！」）。放牧中に後肢の靭帯を痛めて以来騎乗はされていなくて種付けが唯一のお仕事。顔はとても可愛いのになぜか馬の女の子にはモテない。

本馬から一言：「ヒマなので誰か構ってください」

週刊ポニー自身編集長のハーマイオニーです。
皆さまご存じの通り、この度ポニー自身編集部はとても悲しい出来事に見舞われました。
でもいつまでも沈んではいられません。来年より中断中の馬紹介のコンプリート、そして新たにお笑い新連載をY井指導員が準備しております。
これからもポニー自身をよろしくお願いいたします。
皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。

週刊ポニー自身編集長　ハーマイオニー

H：「滅多に更新していないのに会議って何なの？」

S：「実はお二人にご報告がありまして。ボクことスパイス、この度ボスに任命されました」

Y：「・・・・ボスってどこの？サナトリウムの？」

S：「放牧場のです」

H：「まあ！おめでとうスパイス！これも私ことハーマイオニーのおかげね！！」

S：「そうですね（←話きいてねえ）。引退したナイトさんの後を継いでボクが池側放牧場のボスになることになりました。」

H：「ところでボスって何するの？」

S：「みんなをまとめます」

Y：「あーそれ知ってる。日直ってやつ？？」

S：「ボスです。というわけで今後より精進しなくてはと思っていますので、よろしくお願いします」

というわけで、池川放牧場のボスに就任したスパイス、これから更に頑張るそうなのでみなさん応援してあげて下さいね！！

ついにパロミノでも無差別テロが発生！？

凶行の現場となったハンク宅


週刊ポニー自身編集員のスパイスです。

さる８月週末、お腹がすいたハンクさん（６歳）が自宅にて扉をバンバン蹴って大きな音を出していたところ、中年女性が突然ハンクさん宅に侵入、ハンクさんの頭からバケツで水をブッかけて立ち去ったということです。ハンクさんにケガはなく、「めっちゃびっくりした！！」ということです。容疑者は現場で頻繁に見かけられる人物のようで、目撃者のお向かいに住むモーゼさんは「あれY・・・最近目が悪くなってのう」、お隣のバロンさんは「あれY・・・ボクは何も見ていません」と言葉を濁していました。

現場からは以上です。世界平和を希求するスパイス編集員でした！

渦中のラティンラバーさん（21歳）

週刊ポニー自身編集員のスパイスです。

さる部班レッスンにて、いつものんびりと余裕の仕事ぶりで知らせたラティンラバー（21才）さんが、自分の前にノエルさんやグランさんなど、ムッチリ系の熟女がいる時には熱心に追いかけてよく走ることが発覚、ラティンさんは微妙に女性スタッフの間での好感度を下げました。ラティンさんの事務所（どこやねん）はこの件について「個別の案件にはお答えできない」とコメントしています。

現場からは以上です。編集員スパイスでした！

生年月日：2004年5月２日（17歳）

品種：サラブレッド　性別：せん　　毛色：鹿毛　　所属：横井厩舎（会有馬）

通称：ウニちゃん　放牧場：松林せん馬パドック　　

性格：真面目。人に対しては甘えるがちょっとクールなところがある。

得意技：安全安心。物見や音で驚いたりがほとんどない。

趣味：洗い場でお湯を飲むこと。

弱点：体形の左右差が大きく、そのためにハミ受けの悪さは天下一品。意外にバランスが難しい。

仲良しの馬：同じ放牧場のゼットンと仲良し。以前山側パドックに出ていた時には馬房が隣のバロンとつるんで悪童コンビを結成してハシャいでいたが、二頭揃うとタチが悪すぎるので解散させられた。

今の課題：適切な筋トレで体の左右差を緩和しながら長く活躍する。

USA産の元JRAの競走馬。物見がないためとにかく安全な上真面目にお仕事するのでパロミノきっての人気馬で、女性会員が選ぶ「初恋の馬」支持率No1。でも馬の女の子にはあまりモテないのか、隣の馬房のグレースによくバカにされている。そしてみんなにハンサムくんとして評価されているが、担当のY井指導員からは「ただの『前髪が長いだけでビジュアル系効果』じゃない？」と言われている。

本馬から一言：「最近は乗馬体験を担当してるよ。初めての人も安心してボクに任せてね！その後おやつもよろしく！」

生年月日：2004年４月８日（17歳）

品種：サラブレッド　性別：せん　　毛色：栃栗毛　　所属：原田厩舎（自馬）

通称：ユメ　放牧場：部班馬場ぼっちパドック　　

性格：気が強いのに情けないのでよくわからない。

得意技：全身ピンク（・・・・得意技？？）。オーナーさんの趣味でいつも可愛いピンクでコーディネートされている。

趣味：最近放牧中に部班馬場からスタッフが騎乗中の障害馬場の馬に嫌がらせをするのが気に入っている。（迷惑である）。

弱点：環境変化に弱いのか、パロミノに来てから鼻血を出したり膝に膿が溜まったり顔が骨瘤になったりと健康問題に悩まされたがようやく元気になってきた。

仲良しの馬：はじめて集団放牧に出てパニックになり走り回って鼻血を出して以来ぼっち放牧になってしまった。シンティラが来た当初、隣の障害馬場に放牧されて二頭で仲良く寄り添って草を食べていて可愛かったが、その後シンティは集団放牧になってしまってちょっと残念だった。

今の課題：健康に気を付ける。

競走馬名は「ボクニモユメハアル」。毛色が綺麗な栃栗毛で姿も良く、『午前中部班馬場にひとり佇んでいる見た目は良いが中身がちょっと変な栃栗毛』というパロミノの伝統枠を泰山から継承した。パロミノに来て以来、山側放牧場で爆走して鼻血だしたり、馬房でひとりで顔を打って顔に骨瘤が出来たり（フツー顔に骨瘤は作らない。無事治って本当に良かった）色々と大変だった。でも最近は安定して元気に過ごしている。

本馬から一言：「Mちゃん、いつも色々心配かけてゴメンな！でもオレ可愛いからいいよな！！たまにはピンク以外も着せてくれ！」