
きのうはあたたかかったとおもったら、きょうはさむい、へんなお天気がつづいています。
けさ、ぼくがいつものようにぶはんばばで運動していたら、なんと、馬場のすみにそこなし沼ができていました。もちろんすぐに気がついたぼくはしっかりとあとずさりました。でもぼくに乗っていたY井さんは、そこに進みなさい、というんです。ぼくはいいました。「いやです。やめたほうがいいですよ。見てください。あの平らさといい、色のかわりぐあいといい、しめりけといい、とてつもなくあやしいじゃないですか!」。でもむしんけいなY井さんはしつこく進みなさい、といいます。ぼくは頭をぶんぶんふって反対方向へ走ろうとしました。「いやです!あれをよく見てくださいよ!!一歩足をふみいれて、人食い、いや、うまくいワニが飛び出してきたらどうするんですか!!」。そしたらY井さんはあきれたようにぼくから降りて、そこへ歩いていきました。危ないですよ!・・・そこを歩くのはいやですが、ひとりで残されるのもいやなので、ぼくは後ろについておそるおそる底なし沼に足をふみいれました。
そしたらなんと、ちっとも沈まないじゃありませんか。全然平気です。ただいつもより砂が平らにならされていただけだったんですね。いやあ、驚きました。
ほんとうに世の中どこにどんな危険がまちうけているかしれませんね。ぼくはこれからも慎重に用心深く生きようと思いました。
3月11日 グリーン・へにゃラクレス
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