« その5  「グリム」  3 | メイン | その6  バターボウイ 1 »

2007年10月 1日 (月)

バター・ピッコロの事件簿  その2

Piccoro2




















「みなさんこんにちは、バター・ピッコロ(放牧中)です。
今日もボクが携わった数々の事件について、みなさんにお話していきましょう。」

事件その2・差し出された恩人


それはボクがまだ今ほど仕事ができず、ニート、ニートと苛められていた頃。ボクの担当のS口さんは、何とかボクを一人前にしようと、一生懸命ボクを可愛がり、毎日一緒に運動してくれていました。その日も運動を終わって、S口さんがボクをほめて撫でながら、洗い場に向かって歩いていました。「ピッコロ、今日はとってもよくできたよ。えらかったね」。
その時です。肉食獣(猫科)を思わせる足取りで、視線も鋭く向こうからクラブ長がやってきたのは。「ヤバい!」。ボクは思いました。僕はすばやくS口さんの背後に回ると、鼻先でそっとその背中を押しました。
「どうぞ、ボクのかわりにこの人間を食べて下さい」。






・・・・
ピッコロ!貴様それでも人間かっっ!!!
「??人間じゃないよ、ポニーだよ??」

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/638461/31837995

バター・ピッコロの事件簿  その2を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

最近の写真

  • Bansoukou3
  • Bansoukou2
  • Bansoukou
  • Wagyuus_2
  • Night
  • Rula
  • Smile